「ブータンの雰囲気を感じたいだけなので、何も知らなくていいんです」
そんな方にも、この本だけは読んでいただきたいと思い、他の本とは別に
「神秘の王国ブータン」コーナーを作りました。
ブータン政府の方が来日されると、今でも西岡京治さんがブータンのためにどれだけ尽くされたか、その感謝の言葉を必ず挨拶の中に忘れないそうです。ブータンの農家の人々と同じように暮らし、農家の人々と一緒に働いて農業を指導された西岡さんは、日本とブータンの誇りです。
どんなに時代が変わっても、西岡さんを知らなくてはいけない、と思うのです。
また、外国の情報にさらされる前のブータンの豊かな暮らしを、この本は教えてくれます。それは過去の話ではなく、今のブータンを知るためのヒントでもあります。
「神秘の王国」は、西岡さんご夫妻のワクワクするような体験が綴られ、思わず引き込まれてしまう本です。ぜひ旅行前にお読み下さい。見える世界が広がります。
「神秘の王国ブータン」
西岡京治・里子著 NTT出版 1988年
*「神秘の王国」(学習研究社 1978年)を加筆・修正したもの。
1964年からブータンの農業に貢献し、外国人としてはただ一人、国王からダショーの称号を授かった西岡氏と里子夫人のブータン生活の記録。当時の貴重な文化、ブータン人のものの考え方など、ブータンの根っこを知ることができます。